本研究開発プロジェクトでは、海洋プラスチックゴミに関わる課題を克服し、環境汚染問題の解決「Clean Earth」を実現する「生分解開始スイッチ機能を有する海洋分解性プラスチック」の開発を目指します。
本研究開発プロジェクトでは、海洋プラスチックゴミに関わる課題を克服し、環境汚染問題の解決「Clean Earth」を実現する「生分解開始スイッチ機能を有する海洋分解性プラスチック」の開発を目指します。
本プロジェクトは以下の5つの開発項目で構成されます。
釣りを趣味とする方は多いと思います。実は私もそのひとりです。釣りが好きで海を愛するがゆえ、釣り糸や漁具などが海洋ゴミとなり散乱しているのが気になります。「何か手を打たなければ…」そんな思いで開発を続けているのが、海洋環境中でタイミングよくスイッチが入り、完全に生分解する素材です。様々なデータに基づき積み上げた研究が完成に近付き、潮騒の奏でが澄み渡る気配を感じています。
粕谷PMの下、5つの中核研究機関、8つのサテライトチームおよび多くの協力企業とともに生分解性プラスチックの研究開発を進め、社会実装を目指します。
プロジェクト・マネージャー
粕谷 健一 教授 Kenichi Kasuya
【所属】群馬大学 大学院理工学府分子科学部門 教授 (学長特別補佐)(兼任)/食健康科学教育研究センター 食品開発ユニット 教授 (センター長)
・博士(工学)(1997年3月 東京工業大学)
・研究者番号 60301751
工学博士(1997年 東工大院生命理工学専攻)、理化学研究所特別研究員等を経て現職。生分解性高分子の分解メカニズムと分子設計に関する研究に従事。